くっきりと縁どられた満開の異国の花が右へ右へととうねりながら力強く進みます。
前の時代と明らかに違う躍動感、大胆さ、生命力を併せ持つ最盛期のグロポワンに王手をかけたような初々しい作品。
細い糸の細かいステッチワークで重みがあります。
裾のスカラップレースは「空中ステッチ」といわれる百合柄のプント・イン・アリアで縁の起伏ないタイプ。1620-40年頃。上部のヴェネチアンニードルレース/ポワン・ド・ヴニーズは17世紀中期より少し前。