アンティークシルクプチポワンのレティキュール c.1795-1815

132011

Description

Antique Silk Petit Point Reticule, Ex-Earnshaw Collection, France c.1795-1815

シルク・プチポワンによる上質なレティキュール。

18世紀末から19世紀初めにかけて、エンパイア・スタイルの細身のシルエットが主流となった時代、それまでの大きく膨らんだスカートの内側につけていたポケットの代わりに登場した婦人用の小さな手提げ袋です。

丈夫なリネンメッシュ(13目/cm)にシルク糸によるテントステッチは、非常に精緻な手仕事です。図案は、ロマンティック期の花弁図案に典型的な自然主義的配置。 個別注文仕立ての慣習で表裏が違う贅沢なパターンです。

両サイドの重めの木芯タッセルや手の込んだシルクリボンの持ち手などフランス的趣味の細部まで気配りの感じられる上質なつくりです。

プチポワンは、キャンバスワークの一種で、目の細かいメッシュの縦横の糸の交差点を1目ずつ斜めに刺すテント・ステッチの小さいバージョンです。18世紀にシルク糸を用いた精緻なものが宮廷向けに多く作られ、19世紀になるとウール糸の普及とベルリンウールワークの図案販売とでより幅広い層に広まっていきました。現代では中国刺繍が広く流通しています。



Detail

Date / Era:
c.1795-1815 、フランス
Materials:
リネン、シルク、木芯シルクタッセル
color:
アンティークアイボリー
Size:
丈17、横幅15cm
Special note:
Ex-Earnshaw Collection
condition:
シルクリボンの劣化・ヤブレやしみあります。その他は綺麗な状態です。